15年間、5千日分のマウンテンゴリラ保護データを分析

2012年9月27日 in News


出典:http://www.igcp.org/over-5000-days-of-mtn-gorilla-conservation-data/

ルワンダ、ウガンダ、コンゴ民主共和国においてマウンテンゴリラを保護するパークレンジャーたちは、日々マウンテンゴリラの観察記録をつけており、そのデータは15年間、5千日にも及びます。

そこで International Gorilla Conservation Programme (IGCP) は2012年6月に、この膨大な量のデータを分析し、今後の保護の方法やデータ収集の改善について検討するための2日間のワークショップを開催しました。

ワークショップには3ヶ国から十数団体が参加し、4つの国立公園と3つの保護区で収集されたデータを専門家たちがさまざまな角度から分析しました。左図は2001年から2011年の間の、マウンテンゴリラの行動圏を示したマップです。

 

 

出典:http://www.igcp.org/over-5000-days-of-mtn-gorilla-conservation-data/

このワークショップでは、「データ」とそれを収集したときの「状況」とを組み合わせることが重要であることが明らかとなり、例えば、保護区内での違法行為の場所を特定するためには、データだけでは十分でなく、ワークショップ参加者の「状況」に関する知識を加味する必要があったそうです。

データ自身が何かを語ってくれる場合もありますが、そこから何かを読み取るには専門的な知識が必要になる場合もあります。

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Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)