Digital Government:アメリカのオープンデータ事情2/3

2012年10月5日 in Special


出典:(※1)

2012年5月13日、米政府はオープンデータを含むDigital Governmentの実行計画を発表し、その中でオープンデータを活用したデジタルサービスのコンセプトモデルを示しました。

このコンセプトモデルでは、Digital Government全体に対するモデルですが、オープンデータに関しては次のように解釈することができます。

最下層のレイヤーは情報レイヤーであり、オープンデータやオープンコンテンツをセキュリティやプライバシーを考慮しながら提供することがポイントです。

2番目のレイヤーはプラットフォームレイヤーであり、ここではdata.govが主要な役割を果たします。アメリカ政府は2012年5月21日、data.govをオープンソース化したOpen Government Platform(OGPL)をインド政府と協働で開発したと発表しました。今後アメリカ政府は、OGPLを標準プラットフォームと位置付け、イギリスのCKANに対抗するオープンデータのポータルプラットフォームとして普及させていくことが予想されます。

3番目のレイヤーはプレゼンテーションレイヤーであり、民間企業によるデジタルサービスの提供が重要な位置を占めます。政府がオープンデータによって自らの効率化・高付加価値化を図るだけでなく、民間企業を巻き込んだ新しいサービスの創造を実現できるかどうかがDigital Government成功の鍵となります。

(※1) http://www.whitehouse.gov/sites/default/files/omb/egov/digital-government/digital-government-strategy.pdf

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Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)