FactCheck.org、政治家のデタラメは許さない

2012年10月30日 in News


出典: http://factcheck.org/

アメリカではオバマ対ロムニーの大統領選がいよいよ目前に迫ってきました。一票でも多くの票を得るために、両候補者はそれぞれ刺激的な数字を上げてアピールしたり、相手を攻撃したりしています。しかし、意図的であるかどうかはわかりませんが、そうした数字にはかなりの頻度で間違いが含まれています。

こうした状況の中、有権者が頼りにしているのがFactCheckという団体です。FactCheckは政治家の演説、インタビュー、ビデオなど、さまざまなメディアを通じて発せられる発言を監視し、その中に含まれているデータなどが本当に正しいかどうかをチェックしています。たとえば、ある候補者が「今の政権になってから失業率が3パーセント上がった」という発言をすると、すぐさまそのデータが正しいかどうかがチェックされ、間違いであった場合には公表されます。「私はA法案に最初から賛成してきた」というような発言もチェックされ、途中で態度を変えたことが明らかになると、それも公表されます。

実際、オバマ対ロムニーの討論会においても、双方ともかなりの数のデタラメが含まれていました。有権者の中にはFactCheckの情報を見て、より誠実な、あるいはよりデータに熟知している候補者を選ぶ人もかなりいるようです。こうしたFactCheckのような団体が活躍できるのも、公的データがオープンにされている環境があるからこそです。

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Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)