オープンデータのライセンスを考える(11)ODC-By

2012年10月30日 in Special


次にODC-By(ODC Attribution License) を見てみよう。(英日対訳(試訳)
考え方は非常にシンプルで、ODbLから継承条項及び一体化したコンテンツ用のライセンスを外したものである。

即ちODbL と同様に「共有」「創作」「翻案」ができるが、従うべき条件は「(帰属)表示」のみであり「継承」と「キープ・オープン」は不要だ。ただし、コンテンツについては個々のコンテンツのライセンスに従うか、著作権者が自分であれば自分で決めることになる。このように包括的な取り扱いができない点は注意が必要である。

例えば、ODC-By と同時に著作物にはCC BYを適用するといったやり方についてのライセンス間の整合性が確認できれば、非常に使いやすいライセンスになるであろう。このあたり、専門家によるレビューを切望する次第である。

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Shu Higashi (東 修作)

Written by

Georepublic Japan に勤務。OKJP事務局長及びオープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン 事務局を兼務。Code for Japan設立発起人。内閣府電子行政オープンデータ実務者会議利活用推進WG構成員。 OpenStreetMapという自由な世界地図を作る活動をきっかけにオープンデータの活動に関わりはじめました。主な関心領域はデータのライセンシング、コミュニティ活動、市民参画、国際連携など。 投稿記事の内容はあくまで個人としてのものであり、所属する組織を代表する見解ではありません。