オープンデータビジネス2 主要なプレーヤー

2012年11月1日 in Special


現在のオープンデータビジネスの全体像を図に示すと以下のようになります。中央に位置するCKANSocrataなどがデータポータルサービスを提供しており、その左側には公的機関のオープンデータ化を支援するSpikes Cavellが、右側にはデータセットに対するAPI開発に特化したPlacrが位置付きます。さらに、図の右端にあるDataveyesGeofabrikは、オープンデータのビジュアライゼーションに特化した企業です。ここまでがオープンデータのアプリ構築市場における主要なプレーヤーです。

 

一方、新サービス市場ではThe Climate CorporationのTotal Weather Insuranceや、MRIS(Metropolitan Regional Information Systems)など非常に特徴のあるサービスが現れているものの、全体としてはオープンデータを可視化するためのマップベースのアプリなどが多数を占めており、真に画期的で本格的な新ビジネスと呼べるものはまだ少数にとどまっています。オープンデータ先進国であるイギリスやアメリカは、今まさにこうした新サービスの創造、新サービス市場の創出に政府を上げて取り組んでいます。

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Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)