オープンデータビジネス3 データを売買するデータマーケット

2012年11月5日 in Special


オープンデータの市場では、オープンデータそのものを製品・サービスとして扱うデータマーケット企業がいくつか現れています。データマーケットとは、公的機関がデータポータル等で公開しているデータや、民間企業、さらには非営利組織など他の団体からデータを集め、特定分野のデータに関するワンストップマーケットを構築し、利用者から使用料を得てデータを提供するサービスを行う企業のことです。代表的なデータマーケットとしては、アイスランドのDataMarket、フランスのqunbData Publicaなどがあります。

データ提供者は、データ提供に対して対価を得ることもできますし、無償で提供することもできます。データマーケット企業は、利用者からデータ使用料に手数料を加えた料金を徴収し、データ提供者に使用料を渡し、手数料を自身の収益とします。

データの買い手としては、市場調査会社や金融機関などを主な顧客としています。データマーケットの中には、顧客からのリクエストに応じてデータを探索したり、データ分析をしたりする企業もあります。さらに、顧客との間でデータを受け渡す煩雑さを解消したり、プログラムからの利用を容易にしたりするために、データではなくAPIのマーケットを提供するアメリカのMashapeのような企業も現れています。

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Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)