“Open Source Eventually” 、高価なデータを公開する新しい試み

2012年11月12日 in News


OKFNのブログに興味深い記事が出ていましたので、ご紹介します。

Doctor Social Graphの例
出典: https://www.youtube.com/watch?v=L4C3cloZEQk

米国企業NotOnly Dev は、米国の医師、病院、その他ヘルスケア関連組織の関係を明らかにするためにDoctor Social Graphを開発しました。

NotOnly Devは当初、基本的なデータを情報自由化法に基づく情報公開請求によって取得し、それらをつなぎ合わせる形でソーシャルグラフを開発していましたが、それだけではデータが足りず、どうしてもState Medical Boardなどから有料のレポートなどを取得する必要がでてきました。

そこで、NotOnly Devは”Open Source Eventully“という新しいライセンスを開発しました。このライセンスの特徴は以下の通りです。

  • データの購入資金はクラウドファンディングで集める
  • 資金提供者は6ヶ月間の排他的アクセス権限を得ることができる
  • 排他的アクセス権限期間を過ぎたデータはCC BY-SA 3.0の下で公開する

資金を提供する際のインセンティブとして6ヶ月間の排他的な先行アクセス権を付与するというやり方がどれくらい受け入れられるのか、今後の動きに注目です。少なくともNotOnly Devは$15,000の資金を手に入れ、この方法を”完璧な妥協策“とみなしているようです。

原文: US Doctor Data to be “Open Eventually”

 

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Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)