ロシア、2013年7月に向けオープンデータを急加速

2013年3月4日 in Special


ロシアでは民間の非営利団体が主導するオープンガバメント運動が活発に行われており、ロシア政府も新市場に創造することを目標にオープンデータに取り組んでいます。今回はロシアのNGO、Informational Cultureからのレポートを元に、ロシアのオープンデータ最新動向についてご紹介します。

Informational Cultureとは、INFOCULTUREとも呼ばれる非政府・非営利団体で、情報文化だけでなく、オープンデータ、オープンガバメント、データジャーナリズム、クラウドソーシングなどを専門とし、意思決定への市民参加、情報を活用した社会変革、政府の透明性向上などに取り組んでいます。INFOCULTUREと言えば、政府のデータを簡単に検索できるようにしたOpenGovData.ruや、オープンデータを活用したコンテストApps4Russiaが有名です。

 

1. INFOCULTUREがCKANを活用した2種類の新データカタログを立ち上げ

  • OpenData Hub: OpenGovDta.ruで公開していたデータセットはすべてここに移行され、新しいデータを多数追加
  • Open Police Data: 犯罪統計、警察組織、警察に関する予算などのデータを公開している特別なデータハブ、OpenPoliceプロジェクトの一部

2. ロシア政府機関がオープンデータの公開を開始、新プロジェクトも近日中に開始予定

ロシアは2012年5月7日の大統領令“About key measures for the improvement of the state governmental system”で、2013年7月15日までに公的機関のデータをオープンにすることが政府システム改善の重要な評価指標になると明言しており、今回の一連の動きはこの指令に沿ってロシアが急速にオープンデータを進めていることを示しています。

参考: A lot of new Russian news and open government projects(Ivan Begtin, Director of NGO “Informational Culture”), open-government mailing-list

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Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)