新EUデータ保護法、だれが強化し、だれが緩和したのか、LobbyPlagですぐにわかります

2013年6月10日 in News


EUでは欧州議会において新しいデータ保護法が審議されています。このEU法は加盟国へ直接適用され、EU域内でのデータ保護のルールを一元化するための新しい法律です。新しいEU法がどのように制定されるのかはEU各国にとって非常に大きな影響があるため、欧州議会では膨大な数の修正条項が提出されています。

誰がどんな修正条項を出したのか、それはデータ保護法を強化する方向なのか、緩和する方向なのかについて、誰でも簡単に調べることができるようLobbyPlagは開発されました。LobbyPlagは、フェイスブックがどんな個人情報を集めているのかを調べ上げたことで有名なeurope-v-facebookと、データジャーナリズムを推進するOpen Data Cityとが共同で開発したツールです。実に3,100にも上る修正条項を分析し、国ごと、政党ごと、さらに個人ごとに、強化派(緑)か緩和派(赤)かをビジュアライズしています。

例えば、国ごとのマップを見れば、イギリスやイタリアが緩和派、フランスやドイツが強化派であることがわかります。強化派、緩和派の個人別トップ10ランキングも表示されており、気になる議員を名前で検索することもできます。ここまで透明性を高めれば、議員もきちんと筋の通った行動をとらざるを得なくなるでしょう。

出典: LobbyPlag benchmarks MEPs’ support for data privacy

 

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Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)