Global Open Data Initiative設立、オープンデータをリードする5団体が協働

2013年6月13日 in News


2013年6月11日、オープンデータをより世界的に広めるために5つの団体が協同でGlobal Open Data Initiativeを設立しました。設立に参加したのは、Open Knowledge Foundation(イギリス), Open Institute(ケニア), Fundar(メキシコ), Sunlight Foundation(アメリカ), World Wide Web Foundation(スイス、アメリカ)という、オープンデータの普及・啓発を最前線でリードしている民間団体です。

Global Open Data Initiativeの目的は以下の通りです。

  • 政府がオープンデータに取り組む際の優れたビジョンを提供する
  • オープンデータとそれに関する課題についての認知度を向上させる
  • グローバルなオープンデータコミュニティの開発を支援する
  • オープンデータの有効性に関する証拠を集め、広め、展開する

オープンデータの目的の1つに「政府の透明性向上」があります。従来、この透明性は国内向けの意味で使われることがほとんどでした。例えば、政府や自治体の予算データ公開などが典型的な例です。しかし、最近はこの透明性が多国間の関係で使われることが増えてきており、国際的な意味を重視する傾向が強くなってきています

例えば、G8のプレイベントとして15日に開催されるOpen for growth“では、透明性の重要性が議論されますが、その前提となるG8 Factsheetには国際的な土地取引の透明性天然資源採掘に関する透明性が、途上国との関係上、非常に重要であると明記されています。Global Open Data Initiativeは、こうした国際関係におけるオープンデータの果たす役割の重要性を鑑みて設立されたとも考えられます。

参加団体の顔ぶれを見ると、欧州、北米、中南米、アフリカからそれぞれ参加していますが、残念ながらアジアからは参加していません。Open Knowledge FoundationのLocal Groupである私たちは、日本で、そしてアジアで、これまで以上にオープンデータの普及・啓発に努めていく必要があります。

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Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)