Open Knowledge Foundation Japan は1周年を迎えました

2013年7月1日 in Featured, News, Special


OKFJ_1st

私たちOpen Knowledge Foundation Japan(OKFJ) は、7月1日に設立から1周年を迎えました。私たちと関わってくださった全ての皆さんに御礼を申し上げます。

昨年6月の末に3人の有志が呼びかけ9人が話し合って集まって任意団体OKFJ設立を決め、7月1日を設立の日としました。2012年7月1日は「オープンデータ活用ハッカソン」で「Where Does My Money Go?(税金はどこへ行った?)」が生まれた日でもあります。7月4日には、日本政府が「電子行政オープンデータ戦略」を発表し、政府全体の政策課題としてオープンデータに取り組んでいくことを表明しました。

その後、IT戦略本部や総務省、経済産業省などでオープンデータを進めるための議論や実証実験が行われ、政権交代後の新しいIT戦略にもオープンデータは大きなテーマとして採り上げられました。LODチャレンジ等の民間コンテストが開催され、また鯖江市、横浜市、千葉市・福岡市・奈良市・武雄市や、International Open Data Day2013に参加してくださった地域の皆さんなど、地方レベルでもオープンデータを活用する動きが出てきています。2013年6月に開催された主要国首脳会議(G8サミット)でもオープンデータ憲章が策定され、オープンデータはいまや推進が国際的な合意事項となりました。本当にこの1年間のオープンデータをめぐる動きは大きく進展したといえます。

この1年間で私は、オープンデータ(公共データ活用)は技術開発やIT産業の活性化にとどまらず、社会の事実を把握し話し合い課題解決に乗り出す人々を支援し、また南北問題やグローバル経済の課題の解決にも求められているということなど、このテーマの多面性を改めて学びました。

オープンデータを活用するための仕組みは整ってきていますし、機運も高まっています。今後は私たちの生活に役に立つ具体的なサービスやビジネスを着実に生み出し続ける仕組みを作り、仲間をさらに増やしていくこと、そしてできれば借り物ではないツールや概念を生み出し世界に発信していくことを目指したいと考えています。「世界最先端 IT 国家」を目指すためには、たくさんの試行錯誤をし、経験や成果を踏まえて多くの人が幸せとなるような「ゲームを作る」提案をしていくことが必要だと考えています。

皆さんのご参加をお待ちしています。これからも、私たちOpen Knowledge Foundation Japanをよろしくお願いいたします。

2013年7月1日
代表:庄司昌彦

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Masahiko Shoji

Written by

庄司 昌彦(しょうじ まさひこ)一般社団法人オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン代表理事。国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)准教授・主任研究員。1976年、東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科修士課程修了。おもな関心テーマは情報社会学、電子行政・オープンガバメント、地域情報化、社会イノベーションなど。2010-12年、内閣官房IT戦略本部「電子行政に関するタスクフォース」構成員として「電子行政オープンデータ戦略」につながる議論に参画。2016年3月より内閣官房IT総合戦略室オープンデータ伝道師。2015年より総務省地域情報化アドバイザー。その他、一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)理事なども務めている。著書(共著)に『地域SNS最前線 Web2.0時代のまちおこし実践ガイド』(2007年、アスキー)など多数。