DataVivaでブラジルまるわかり

2013年11月24日 in Special


DataVivaはブラジルのさまざまな統計情報をビジュアル化することを可能とした、ビジュアライゼーションハブです。ビジュアル化のバリエーションは1億通りにも上ります。DataVivaを開発したのはミナスジェライス州ですが、以下の3つデータを使ってブラジル全土をカバーしています。

  • 労働雇用省(MTE)の社会情報年間統計(RAIS)
  • 開発商工省貿易局(MDIC)の外国貿易データ
  • 国連統計部の国連商品貿易統計データベース

これらのデータは、場所、産業、職業、製品、輸出先というカテゴリーで分類され、さらに各分類項の中で複数レベルに渡って細かく分類されています。

 

DataViva3

DataViva Rings

 

DataVivaは多彩なビジュアライゼーションツールを提供しており、ツリーマップ、積み重ね棒グラフ、ジオマップ、ネットワーク、リング(上図)、散布図、比較図、職業グリッドを利用することができます。これらのツールを自由に使って、統計データをさまざまな確度から、さまざまな粒度で分析することができます。

DataViva2

DataViva Occugrid

ビジュアライゼーションの中で面白いのが職業グリッド(Occugrid)です。これは地域や産業、職業を選択すると、どれくらい労働者を必要としているのかをチャートで具体的に示してくれます。

例えば、ミナスジェライス州の芸術・エンタテイメント産業のオーディオ技術者という職業を選択したとします。すると、ミナスジェライス州で芸術・エンタテイメントビジネスを成功させるためには平均でオーディオ技術者が3名必要であるのに対して、現在雇用されているのは2名しかいない、とDataVivaは教えてくれます。

チャートは、ミナスジェライス州の芸術・エンタテイメント産業では1企業あたりの1名のオーディオ技術者が不足していることを示しています。腕に覚えのあるオーディオ技術者はミナスジェライス州で職を探せば、それほど苦労せずに仕事が見つかる可能性が高いことがわかるのです。

DataVivaはその名の通り、統計を生きたデータとして活用できるようにしてくれる優れものです。

Leave a reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)