フランス、政府のデータポータルから国民のデータポータルへ大変身

2013年12月20日 in News


フランスのデータポータルData.gouv.frが大きく変わりました。

一点目は、データポータルの運営ポリシーをWiki流に変更し、誰でもデータを公開することができるようにしたことです。政府関係者だけに限られていたデータ公開権限を国民に広く開放することで、政府のデータポータルから国民のデータポータルに大きく位置付けが変わりました。民主主義を進めるためには全員が関与できる必要がある、という思想が根底にあります。データの品質保証をどうするのかについては、Wikiのやり方を参考に実施していく予定です

DataGouvFr2

Data.gouv.fr 誰でもアカウントを作ってデータ登録ができる

二点目は、データの量を重視する方針から、質を重視する方針への転換です。これまでのData.gouv.frは35万種類ものデータセットが公開されており、データの量としては米英をはるかに凌駕していました。しかし、データの重複も多く、特に統計データに関しては複数の政府機関が同じデータを登録していることも珍しくありませんでした。そこで今回、35万種類あったデータセットを1万3千にまで絞り、質を上げるとともに、検索のしやすさ再利用しやすさをより高めることを重視する方向に転換しました。

参考: Etalab :  un nouveau portail pour démocratiser l’« open data »

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Tomihiko Azuma

Written by

Chief Fellow, Institute for International Socio-Economic Studies (株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員)