天候のオープン化、パート1

2014年4月3日 in Featured, News


(訳注:この記事は本家OKFn.org記事の日本語訳です)

Red sky at night - Unst By Pete + Lynne, on Flickr

赤い夜空は、羊飼いの喜び
牛の尻尾が西を向けば明日は晴れ
タマネギの皮はとても薄く、穏やかな冬が到り来る

人間は、天候が何を用意して待ち受けているのかということや、何がやって来るのか予言するいろいろな方法を知りたいということを常に願ってきました。何かしら良いものを。

みなさんご存知の通り、天気予報は19世紀に熱心に始まりました。当時は、電信の発明が長距離通信に革命を起こし、入って来る天候に関する情報が天候そのものより速く移動することを可能にした時でした。それ以来、天気予報は私たちが以前よりはるかに詳細に将来の天候を知ることを可能にし、予測モデルと同様に報告と通信技術の改良に伴い、より正確になって来ました。

世界中の測候所で集められたデータは、アルゴリズムによってこれから来る天候に関する予測に翻訳されます。しかし、いくつかの生データは使いたい人々に自由に利用可能である一方、他のデータセットはそびえる課金の壁の後ろにロックされています。また、出力された予測はすべて一般に大手予測会社のクローズドな財産です。

これに挑戦するために最近登場した2つのプロジェクトがOpenWeatherMap.orgOpenMeteoData.org です。OpenWeatherMap のOlga Ukolova は次のように説明します:

「私たちは、ひとつのアイデアの周りに集まった熱狂家は大企業以上のことを達成できると信じています。私たちは、気象データは利用可能で、自由に簡単に使えなければならないと信じています。」

オープンな天気予報サービスは、一企業が達成できるものよりも、もっと高精度で詳細な予測を生み出すために世界中の熱狂家のインプットを利用する能力を持っています。ウィキペディアやOpenStreetMap の場合のようなコミュニティ駆動の知識生成の成功に触発されて、OpenWeatherMap の連中は利益駆動の企業の手からコントロールを奪い取る一方で、利用可能な情報の質を改善することを目指しています:

「プロジェクトはデータ収集のプロセスや、天気予報をより正確なものにするためのデータの正確性評価に熱狂家を惹きつけます。測候所を持っていれば、それをOpenWeatherMap サービスに接続することができます。あなたの測候所からデータを集め監視するための便利なインターフェースを得られるでしょう。また、自分のホームページに測候所データを埋め込むことができます。」

結果は、開発者向けにオープンに無料で利用可能です:

「モバイルのアプリケーション開発者は、JSON/XML APIを使うことでアプリケーション用のあらゆる気象データを受け取ることができます。アンドロイドとiOSのための多くの天候アプリが気象データのソースとしてOpenWeatherMap を使用しています。ところで、データはWMSサーバーから受け取ることができ、任意の地図作成ウェブアプリケーションに埋め込むことができます。

地図作成サービスを利用するWebアプリケーション開発者は、そこに簡単に気象通報を追加することができます。OpenWeatherMap はOpenStreetMap およびGoogle Maps にライブラリを提供しています。Drupalや他のCMS向けのプラグ・インも利用可能です。」

weather map

OpenWeatherMap.org の地図

今週(訳注:2013/6月)の終わりに、OpenMeteoData のNicolas Baldeck は、天候のオープン化についてこれまで彼がどんな興味を持ってきたのか、そしてプロジェクトにはどんな将来を描いているのか、私たちにもっと教えてくれるでしょう。

原文(2013/6/18 Open Knowledge Foundation Blog 記事より):
Original post Opening the weather, part 1 / Theodora Middleton, licensed under CC BY 3.0.

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